ブログコンテンツを潔くショッピングカートや販売先への誘導に絞る勇気があるか?

あなたは運営しているブログに対して、
潔くショッピングカートや販売先へ誘導する内容にする勇気があるでしょうか?

これはいったいどういうことが言いたいのか、ということですが、

検索ユーザーが望むことであれば、前段の説明なしに時には潔くショッピングカートや購入先への誘導をすることも必要ということです。

これはSEO(Googleなど検索エンジンの上位表示)などにも関係することなのですが、

少し前だと上位表示させるには、文字数とかコンテンツの中に文字数や単語数に対してどれくらいの割合で狙っているキーワードが入っているかとか、

共起語(上位表示させたいキーワードに関連して一緒に使われることの多いワード)がどれくらい使われているか、

などなどの点が重要視されていました。

でも最近の検索エンジンはAIの発達などによって、あるいは今までの蓄積されたデータによって、

検索時に使われるそのワードが、どういう目的を目指して入力されているかをある程度理解できるようになっています。

もちろんまだまだ完全ではありませんが、方向性としてはそういう能力を持つようになっています。

ではそこで考えて欲しいのですが、検索されたあるワードがもし「購入したい」というニーズの元に検索されたワードだとします。

その購入したいニーズを満たそうと入力されたものに対して、前段として「○○とは」という説明とか入れていませんか?

これ、一般的にやってしまっている人多いのですよ。

例えば、「日焼け対策 コスメ」というキーワードでコンテンツを作ったとしましょう。

ちょっと前であれば、そのコンテンツの中に紫外線の有害性とか肌への影響とか、

あるいは「日焼け対策の必要性」についてなどを書いていました。

でもすぐに日焼け対策のためのコスメを買いたいと思って検索している人に、上記のような文章は必要でしょうか?

はっきり言って「邪魔臭い、すぐに買いたいんだけど」ってなりません?

もしあなたが風邪をひいてドラッグストアに行ったとして、風邪薬はどこにありますか?と尋ねて、

「風邪薬は云々」と説明されても邪魔でしょう?

必要なのは症状に合わせた最適な商品の提示であり、レジへの誘導でしょう?

つまりそれと同じことがウェブサイトやブログでも言えるのです。

ちょっと前まで重要とされていた文字数を稼ぐための文章がむしろ邪魔になっているということが起きており、

キーワードの属性によって内容を潔く振り向けるということもこれからは重要になってきます。

つまりは、ショッピングカートをいきなり載せることを恐れないで、ということです。

今回はGoogleの考えている方向性についてお伝えしました。

そのキーワードの属性はどう判断するのかなどは、また別途(説明は簡単ではないので)にと思いますが、ひとつの判断基準として(あくまで参考値として)お伝えするとしたら、

コンテンツにしようと考えているキーワードで検索した時、検索結果上位に出てくるウェブサイトが

ランキングサイトとか楽天市場、Amazon、@コスメといったショッピングサイト系が多いようであれば、

それは「購入したい」系のワードに寄っていると言えると思います。